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犬の意思表示

嬉しい、悲しい、怒ってる、ストレスが溜まってる・・・など、犬はいろいろな仕草や行動で飼い主にメッセージを送ってきます。
犬はさまざまな表情でアピールする天才なのです。
犬を飼い始めてすぐに気付くのは、いろいろな仕草で気持ちを表し、私達を楽しませてくれます。中でも、嬉しい気持ちや飼い主に何かしてほしいときは、良い子になって甘えたりして、飼い主の心を嬉しくさせてくれます。
また、そうかと思うと、悲しげに鳴いたり、知らない人や犬に吠えかかることもあります。犬は頭のてっぺんから尻尾の先まで全身を使って、飼い主に自分の気持ちを伝えようとするのです。
犬が今、どんな気持ちでいるのか、それが分かれば、犬との暮らしもさらに素晴らしいものになりますよね。

何歳になっても遊ぶのは大好き!

犬はおとなになっても、起きている時は誰か遊んでくれないかな?相手してくれないかな?と思っています。そこに家族の誰かが近づいて行けば、大喜び!全身で、遊んで遊んで!!と誘ってきます。
お辞儀をするような格好で前足を伸ばし、後ろ足を立ててしっぽを大きく振るしぐさ、これは遊んで欲しい時にするしぐさです。それで一緒に遊んであげると、犬は本当に嬉しそうな表情をします。そして、遊んでくれた人には、ますます親近感を覚えます。

飼い主を母親のように慕う!

飼い主がソファーに座っていると、そばに寄って来て体を預けたり、膝の上にアゴを乗せてきたりすることがよくあります。これは、飼い主を母親の様に慕っていて、甘えているしぐさなのです。
母親でもあり、リーダーでもある飼い主は、沢山の愛情を注いで犬の気持ちに答えてあげたいものです。

顔をなめるのは

犬の機嫌が良い時、しっぽをゆっくり振りながら、喉を鳴らすような音をだして飼い主の顔をなめたりします。これはオオカミの習性からくるもので、オオカミは子供の時、母オオカミから吐きだしたごはんをもらっており、子供が催促する時は母オオカミの口をなめます。この習性からきており、飼い主に甘え、口をなめているのは、甘えながら『何かちょうだい!』と促しているのです。

犬の気持ちを察知しよう!

犬もいつも機嫌が良いわけではありません。ひとりぼっちで悲しんだり、知らない人を警戒して吠えたり、知らない犬を威嚇して吠えることもあります。そんな時も犬はさまざまなボディランゲージで、相手にメッセージを伝えようとします。
散歩の途中で、予期せぬトラブルを回避するためにも、どんなことに対して、怒ったり、怖がったりしているのか、良く確認して理解することが必要です。
また、体調を崩した時も、元気をなくしたり、そわそわして普段と違う態度をします。そんなサインも見逃さないようにしましょう。