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ドッグスポーツを楽しむ犬
- ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
- ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、牧場で牛の足元を走り回って、群れをコントロールする牧畜犬でした。「コーギー」の愛称で親しまれ、人気は衰えるところを知らず、すでに日本では定着したと言っていいでしょう。
牛の足元をスムーズに走り回るための短い足と長い胴体は愛嬌があり、コーギーの人気の要因の一つでもあります。
日本では、最近になって人気が出ましたが、歴史は古く、約900年前にさかのぼります。ヘンリーⅡ世に愛され、現在のイギリス王室でも愛され続けています。
牧畜犬出身ということもあって判断能力に優れていて、賢くトレーニングの飲み込みも早いので、初心者でも比較的訓練しやすい犬種です。性格は無邪気で好奇心旺盛ですが、ひどいいたずらは少なく、子供とも楽しく遊べるはずです。
足が速く、ジャンプ力がありスタミナも旺盛ですから、アジリティではトップクラスの実力を発揮します。
テリトリー意識が強く、防衛本能から攻撃的になることがあるので、注意が必要です。
- ボーダー・コリー
- スコットランドとイングランドの国境付近で誕生し、牧羊犬として素晴らしい能力を発揮していました。ボーダー・コリーの『ボーダー』は、国境のことを指しています。
犬種の中で、これほどの運動能力を持っっているものはいないのではないでしょうか!ボーダー・コリーはまさに全身バネというような動きで、フリスビー大会やアジリティ―競技で上位に入る常連さんです。
知性が高く、状況判断に優れており、人懐っこく無邪気で、人間に対して攻撃的な面は全く見られません。飼い主を信じきっていて、子供とも仲良く遊び、家庭犬としてはもってこいです。
- シェットランド・シープドッグ
- 『シェルティー』の愛称で親しまれているシェットランド・シープドッグ。原産地のシェットランド諸島は、寒風吹きすさぶ荒涼とした厳しい環境のため、馬や羊、牛など、動物のサイズがやや小さめです。それらの家畜の管理をしていた犬も小型のものが多かったです。シェルティーも厳しい環境の中で牧羊犬として活躍していました。コリーと小型のスパニエルやパピヨン、ポメラニアンとの交配によって、現在の美しく優雅で凛々しい姿が誕生しました。
牧羊犬の性質が残っていて、精力的に走り回り、吠えたり咬んだりする傾向があります。
しつけはしやすいので、家庭犬としてとても飼いやすい犬です。飼い主の言う事をよく聞く、お行儀の良い犬と言えます。
活発ですから、ドッグスポーツには最適で、特にアジリティ―では見事な演技を見せてくれます。