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日頃のお手入れ

ブラッシングは被毛の美しさを保つと同時に皮膚を刺激し、新陳代謝を促します。犬とのスキンシップを高める上でも、毎日続けると効果的です。

ブラッシングは楽しいもの

犬にとってブラッシングは飼い主と触れ合う事ができる楽しい時間です。しかし、無理に引っ張って痛い思いをさせると、次からは見ただけで逃げ出してしまいます。
抜け毛は軽くブラッシングするだけでとれるので、犬も痛くはありません。しかし、たまにブラッシングをすると、たくさんとかそうとして、ついつい力が入り過ぎ、生きた毛まで抜いてしまい、犬が痛い思いをすることになります。
また、お手入れを怠っていると毛玉などになってしまい、さらにブラッシングが大変になり、犬も飼い主も痛い思いをすることとなりますので、毎日少しずつでも良いので、ブラッシングしてあげましょう。

ピンブラシ

被毛が長い犬種、粗い長毛の毛並みを整えたりするのに使います。
ブラシを軽く持って力を入れずに手首のスナップをきかすようにブラシを回転させて毛をとかします。
毛玉があった場合は、ブラッシングをやめ、手でほぐすか、スリッカーでちょっとずつほぐしていきましょう。
仕上げにコームを使って毛並みを整えます。

スリッカーブラシ

短毛種、柔らかい長毛の犬種の毛並みを整えたり、毛玉をほぐしたりするのに使用します。手入れを怠ると短毛種は抜け毛が溜まって皮膚病の原因になってしまいます。スリッカーを使って抜け毛を取り除きましょう。
スリッカーを軽くもって、ブラシの面が犬の皮膚と平行になるようにすいていきます。
仕上げにこーむで全体の毛並みを整えます。
ブラッシング全体に言えることですが、力を入れ過ぎず、やさしくとかしましょう!

一年に2回ある換毛期

春から夏に向かう3~6月は犬の被毛が大量に生えかわる時期となります。ダブルコート(日毛が上毛と下毛の2重になっていること)の犬種のは、換毛期には下毛が抜けて、夏の暑さに備えるのです。
さらに秋の換毛期(10月頃)は、下毛が生えはじめて冬の防寒対策をします。
抜け毛がたまらないように、換毛期は特に念入りにブラッシングしてあげましょう。
ちなみに上毛は一年中、少しずつ生えかわります。