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訓練すると実力発揮してくれる犬
- ラブラドール・レトリバー
- 16世紀頃のカナダ北東部のラブラドール半島で、漁師の手伝いをしていた泳ぎが達者な犬が祖先でベースになっていると言われています。
筋肉質で頑健、服従性が高く、忍耐力があるので、盲導犬や麻薬探知犬などに使われており有名ですね。
とても穏和で攻撃的な面も無く、深い愛情に満ち溢れていて、人間が大好きで子供の相手もよくこなし、飼い主に従順で人間のパートナーとして優れた能力を発揮しています。
また、まったく人見知りをせず、誰にでもなつき、環境変化にも順応し、飼い主が変わっても問題ありません。そんな性格が盲導犬などにも向いていると言われています。
とはいっても、生後二歳ぐらいまでは、すごくやんちゃではしゃいでしっぽを振って遊んでいるだけなのですが、室内のものを引きずりまわしたりしてめちゃめちゃにしてしまったりします。その程度の事には動じない度胸が必要です。
- ジャーマン・シェパード・ドッグ
- 通商『シェパード』と呼ばれ、警察犬、軍隊などで活躍しています。
19世紀の終わり頃、ドイツ陸軍によって牧羊犬が改良されました。
飼い主には忠実ですが、知らない人には警戒心が強く、テリトリー意識が強く、常に注意をはらい、家族を守ってくれます。
しかし、訓練をしないとこのようなシェパードの長所が生きてきません。知らない犬や子供に攻撃を仕掛けたりすることもありますので、しつけが面倒だという人には勧められません。
また、激しい運動に耐えますが、しっかりとした健康管理ができることが条件です。血統によっては、関節にトラブルを抱えているものも多いので、入手の際は血統がきちんと確認でき、信頼できるブリーダーから入手することが大切です。
- トイ・プードル
- トイプードルは、鳥猟犬のスタンダード・プードルを小型に改良したものです。
性格にいたっては大人しく、人懐っこくて甘えん坊です。また、賢さにおいては全ての犬種のなかでもボーダー・コリーに次ぐ第2位であるとも言われいます。
最近では。テディベアカットで姿を整える事が流行していて、動くぬいぐるみのような姿は可愛らしいものです。
プードルの歴史は非常に古く、古代ローマの記念碑で、プードルによく似た姿の犬の彫刻があります。18世紀のルイ16世時代にトイ・プードルは誕生しました。小型化する過程で、スタンダード・プードルとトイ・プードルとの間に、ミニチュア・プードルというサイズも誕生しています。
ちなみにプードルの名は、ドイツ語で「水中でばしゃばしゃ音を立てる」という意味の「プーデルン」が語源となっていると言われています。本来鳥猟犬という事もあり、非常に賢くて、物覚えが良く、トレーニングしやすい犬種です。
毛が抜けないので、アレルギー体質の人にも飼うことができます。
- コリー
- スコットランドにいた、顔と脚が黒い羊のことを『コリー』と言い、その牧羊犬が『コリー・ドッグ』と呼ばれていました。
感受性が鋭い犬で、少しぐらいのイタズラは多めにみて、良いことをしたときにたくさん褒めてあげるとしつけはスムーズにできます。
また、神経質で寂しがり屋さんなので、家族が一緒にいられる環境で育ててあげると良いです。
頭が良く、従順なので、訓練性能に優れ、咬んだり、無駄吠えすることはありませんので、家庭犬として優れている犬と言えます。