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いつまでも若々しく、元気でいてほしいものですよね。
そんな飼い主の願いを実現するには、栄養のバランスを考えた食事と適度な運動、さらにまめなお手入れ等で、飼い主が日常の健康管理をしっかりしてあげることです。
間違った思い込みが多くありますが、食事管理を正しく行うことは、難しいことではありません。毎日決まった時間に同じものを一定量与えればいいのですから、簡単なはずです。それが守れないのは、飼い主のほうに間違った思い込みがあるからです。
間違った思い込みとは、同じものばかりあげるのは可哀想だと思って、人間の食べているものを与えたり、子犬の成長を考えるあまり、野菜やカルシウム分をたくさんあげてしまう事です。
人間の食事には塩分などが多く含まれているため、それを長期間犬に食べさせると、心臓や腎臓に大きな負担をかけることとなります。
ドッグフードは犬の生理学や栄養学を研究して作られた、総合栄養食です。これだけを与えていれば、一般的には問題ありません。
むしろ、野菜やカルシウム分を大量に与えることで、栄養のバランスが崩れて健康を害したり、ドッグフードを食べようとしなくなるといった問題が出てきます。さらに下痢やアレルギー症状がみられる場合、いろいろなものを食べさせていると、何が原因でアレルギーが出たのか分かりにくいという事もあります。
人間の食べ物を与えてはいけないとは言っても、飼い主があげないようにしていても、家族の誰かが与えてしまう事も考えられますよね。中には犬には絶対に与えてはいけない食べ物がありますので、家族全員に徹底しておきましょう。