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体を動かすことが大好きな犬にとって、ドッグスポーツは最高の遊びであり、しつけでもあります。健康で賢い犬に育つだけでなく、一緒に楽しむことで、飼い主のほうもストレスを忘れ、健康になれます。
年々さかんになり、ドッグスポーツの大会が全国各地で盛んに行われるようになってきました。
ドッグスポーツは犬と人間が一体になってソリやスキーをしたり、障害物をクリアするアジリティや、ディスクドッグ競技などで時間と演技を争うものです。
飼い主の声や動きから次に何をすべきかを読み取り、次々と難関をクリアしていく犬達を見ていると、あらためて犬の身体能力の高さに驚き、感動します。
ドッグスポーツの世界に飛び込むと、同じ犬と飼い主なのに今までと全く違う、信頼関係が生まれ、新しい世界が待っています!
アジリティとは、馬の障害馬場を元にした犬の障害物競走で、犬とハンドラーと呼ばれる人(指導手)がペアとなり行われる障害物を用いた競技です。
ハンドラーが犬に指示を出し、障害を決められた順序のとおりにクリアする競技。失敗、拒絶がなく、かつ標準タイムと呼ばれる制限時間内にクリアしたペアの内、最もタイムが少ないペアが1位となります。
タイムが早くても失敗、拒絶などがあるとタイムから減点され、その順位はタイム内で完走し減点が無いペアよりも下位となります。
日本では1990年代前半に紹介され、今もなおその競技人口は増加しています。競技団体としては社団法人ジャパンケネルクラブやOPDESなどが中心的存在ですが、個人・クラブレベルでの競技会開催も少なくないようです。
ディスクを投げる人間と、それをキャッチする犬との一体感あふれる競技です。
円形のディスクを飼い主が投げて、犬が空中でキャッチし、得点を競う競技で、動くものを追いかけてそれを持ってくる、犬の本能を利用したスポーツです。走るスピードとジャンプ力、キャッチングの技術を競います。
この競技の魅力は、ディスクが1枚あれば初心者でも楽しめる手軽さにあります。さらに飼い主がディスクの投げ方を練習し、自分の犬にそれで遊ぶことを教えることによって、ひとつのチームとして競技大会に参加できます。愛犬との信頼感も深まります。
犬の引くパワーを利用する犬ぞりレースは、本格的なものだと2000km近い距離を数週間かけて走ります。
気軽に楽しむなら、100m、200mの短距離を走ります。
犬ぞりの用具を揃えるのは大変ですから、最初は借りて練習すると良いでしょう。
犬ぞりの世界最高峰レース「ユーコン・クエスト」は、カナダ ユーコン準州アメリカ アラスカ州で毎年2月に開催されるイヌぞり大会で、1984年より開催されています。
ホワイトホースからフェアバンクスまで(出発地と到着地は一年ごとに入れ替わる)の1000マイルの距離を早く移動できるかを競います。
今まで、日本人で5位の成績を残している方もいるそうです。