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子供と仲良くできる犬

ゴールデン・レトリーバー
19世紀半ば、イギリスを巡業していたロシアのサーカス団で芸を披露していた犬達がもともとと言われています。その後、鳥猟犬として、レトリーバーやセター、ウォーター・スパニエルを交配して作られたといいます。
やさしい性格で人間やほかの犬とトラブルを起こすことは滅多にありません。吠えたり咬んだりしないのは良いですが、泥棒などに対しても攻撃しませんから、番犬には不向きです。
賢くて運動能力の高いゴールデン・レトリーバーはフリスビーやアジリティなどのドッグスポーツを上手にこなします。
グレート・ピレニーズ
古代チベットのマスティフを基礎に誕生した犬種で、紀元前100年頃にローマ人によってスペインに連れてこられ、フランスとスペインとの国境地帯に広がるピレネー山脈の谷あいで、家畜の群れをオオカミやクマから守る御羊犬として活躍していました。
性格はとても温厚で我慢強く、自信に満ち溢れています。状況判断に優れており、行動する時は突っ走ること無く、一歩下がって冷静に見極めます。
優しくて素直な性格で、寂しがりやで甘えん坊な一方、強情でわがままな所もあります。
子供が好きで吠えたり咬んだりすることは滅多にありません。
しつけをきちんとすれば、大型犬ですが女性でも散歩に連れていくこともできます。
ボストン・テリア
アメリカで改良を重ねられて約100年もの歴史があります。
ルーツの犬種はピット・ブルやボクサー、ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、ブル・テリアなどの血がどうにゅうされています。
どれも闘犬出身の犬種ばかりで、ボストン・テリアにもその血は受け継がれています。しかし、ルーツとなった犬種の良い面ばかりが前面に出ていて、落ち着きがあり、穏和で賢く、人懐っこい性格です。他のペットや子供ともうまくつき合います。
パピヨン
『パピヨン』とはフランス語で蝶のこと。スペインにいたスパニエルの一種が祖先だと考えられていますが、その後18世紀にはフランス王妃マリーアントワネットが愛し、一躍、宮廷の貴婦人達も気に入って、自分の肖像画一緒に書かせることがブームになったほどです。
性格は賢く、状況判断ができ、蝶のようにきままに行動し、誰にでもなつきます。飼い主にはべったりと甘え、かわいらしい仕草で気持ちを和ませてくれます。無駄吠え、噛み癖が少なく、体臭や抜け毛も少なく、飼いやすい犬です。飼い主とのコミュニケーションと愛情を感じていれば、まったく問題なくすてきな一家の一員となるでしょう。